by takanozomi_kana
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00.はじめに 01.Z会 02.塾、模試 03.学校選び、情報収集 04.学習方法・入試対策 05.父のアドバイス 06.本・市販教材 07.グッズ・文房具いろいろ 11.親の役割・悩み 12.母の雑感 13.子供の本音 14.受験への思い 21.友達や読者さんの情報 31.小学校生活 32.習いごと 33.息抜き 34.体調管理 35.その他 41.受験勉強開始前 42.受験勉強スタート期 43.入試本番 44.受験終了・中学校のこと ★番外編★現在中学生 以前の記事
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2015年 06月 04日
まわりに「中学受験をする」と宣言している友達がいなかったので、情報源はもっぱら「本」と「インターネット」でした。
毎週公立図書館に通って貸し出しの上限まで本を借り、時間を見つけては本屋さんを巡回し、はじめてみる本があれば片っ端から読んでいきました。 塾の先生やテレビで見たことのある有名な先生方が書いた本はもちろん、脳の仕組みや栄養学の本、効率的な睡眠の取り方や勉強部屋のインテリア雑誌など、役に立ちそうだと思ったら何でも読みました。 読書ノートを書いていなかったので、すべてを覚えているわけではなく残念ですが、ごくごく初期に読んだ本の中で、強烈に覚えている物が2冊あります。 中学受験BIBLE 新版 荘司雅彦著(講談社) 中学受験で子供と遊ぼう 高橋秀樹著 (日経ビジネス人文庫) いずれもお父さんが書いたもので、息子さん、娘さんと志望校合格を勝ち取るまでの記録がこまかく書かれています。 お二人とも最初は中学受験にそんなに乗り気というわけではなかったのに、いろいろ調べていくうちに中学受験の必要性を強く実感、どうせやらせるならばと子供に寄り添い、けんかしたり、失敗したりしながら、父親みずからが軍師となり、家族みんなで受験に向かっていくのです。 特に、中学受験BIBLEの後半は、親の心得や受験勉強の具体的な進め方が書かれていて、とても参考になります。 これを読んでいて、もしかしたら中学受験という世界は、お父さん(男の人)がはまりやすいのかも知れないなと思いました。心配したり、イライラしたり、不安になったりしながらも、どちらのお父さんも「なんだかとっても楽しそう」だったのです。 感情的に怒ってしまいがちな私たち母親とはちがい、あくまで冷静に子供の現状や性格と向き合えるお父さん達。分析をし、対策をたて、子供を叱咤激励する。怒ったときの迫力は、母親と比較できるものではないでしょう。筋が通っているからこそ、怖い。 そして、塾と子供の相性が合わなかった時、あっさりと切り、新しい方向へと舵を取ることができるのも、父親ならではな気がします。母親の私達では、どうしても「今までお世話になってきた」という情がわいてしまいますし、先生の教え方や塾の方針などの本質を確認する前に、「今からがんばればなんとかなるはず」と子供にはっぱをかけてうやむやにしてしまいそうです。 最初にこの本に出会ったことで、お父さんから見た中学受験の世界を知ることができました。 すべてを母親が背負い込むことなんてない。 父親と母親、それぞれが得意なことを分担できたらベストですよね。 だからできることならば巻き込んでしまった方が良いと思います。 もし「なんで私ばっかり・・・」と思って疲れてしまっているお母さんがいらっしゃったら、さりげなーくこれらの本をご主人に読んでもらってください。 もしかしたらものすごくはまって、イキイキと協力してくださるようになるかもしれませんよ。
by takanozomikana
| 2015-06-04 10:00
| 06.本・市販教材
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